『琴線に触れる』という言葉がありますが、
弦楽器は実際に琴線にふれて音をだす楽器です。
私は人生の早いころから弦楽器と共に過ごしているせいもあるのか、自分が歌うこと、他の方の琴線の響きを聴くこと、アンサンブルが生まれることに、とても興味があります。
かつて自分が音楽に専念していた時期は、私が聴いている歌が、音楽の演奏なのか、その人の内なる想いの歌なのか、時によくわからなくなる時もあったのですが、
今では、人は誰しも、楽器を持つ持たないに関わらず、内なる琴線をならしながら、自分の人生を生きるという歌を歌っているんだな、と観えるようになりました。
楽器の扱いと同じように、内なる琴線の触れ方にも、やっぱりちょうどよい加減があります。
自分が調子を崩した時や、自分の音がでないと思う時などは、自分自身の内なる琴線を見失ったり、ならし方がわからない感じがするかもしれません。
なんらかの事情で、一時的にうまくいかない状態になっていても、調子を整えれば大丈夫!
また自分の琴線をならしながら、自分の歌を歌い始める。
自分の歌自体が自分の癒しになったり、喜びの泉が沸き起こり溢れる機会になる。
お悩みのご相談は、具体的な問題をお伺いし、解決し、解消し変化していくセッションですが、角度を変えるとこんなカタチで表現することもできるかな、と音楽に例えてみました。