ある方のシータヒーリングセッションで、奴隷時代の首輪と足輪が見えたことがありました。

 

これだと前に進もうとするたびに、観えない足枷で進めなくて、現実が変化していかないのでご不満ははちきれんばかりになることでしょう。。

ご本人も、いや〜それはいらないです、と仰います。そりゃそうですよねえ〜

 

 

そこで「その枷を今まで持ち越していたことで、ご自分が何を、そして何から守られていたか」をみていくことになりました。1432675646wjk1t

そのなか、奴隷から解放されて自分が自分の主人になることを思うと、自分のなかでよりどころとして頼りになるものがなければ、不安になるということでした。

確かに仰る通りですね〜

 

 

よりどころは「神聖なる自分とつながる」ということで、それをお伝えしました。(セッションでは、通訳をする時クライアントさんの世界観のなかで心に響く言葉が選ばれます。だからこの表現も、その方むけなのだと思います。)

そこで「神聖な自分とつながるのはどんな感じか、今ご自分なりになさってみてください。そしてその感じをきかせてください。」とワークが進んで行きました。

 

言葉にしにくいけれど自分なりのよりどころをご自分で実感されたご様子で、これには「瞑想」や「呼吸法」が役立つ、と仰ってました。

 

過去生を含めた過去の完了は、その時の学びを得るだけでなく、新しいところに進むにあたっての自分なりの手がかりが得られることは、大きなチカラになるなと感じます

そして、ここで鎖の解放と過去生の解決コマンドに導かれました! よかった!!

自分の過去の体験のおかげで今ここまで進んできた、と思えるのは、ホント嬉しいものですね。

 

 

さて改めて、タイトルの「制限が、今までの自分を保護する役割を果たしていた」についてです。

制限がかけられているように感じる時は、モヤモヤしたり不満がわいてくるもの。私もそうです。

大抵、制限をかける悪役というか憎まれ役が現れてくれるのですが、イライラMAXの時ほど、自分の中の対立を治めて変容し、先に進むチャンスだとみるのは、どうでしょう。

(個人的には、こういう時が、セッションなどの受けどきだと感じています。だからセッション直前や最中に気分が悪くなったりすることも、時にはあります。でも、自分に耐えられないことは決して起きませんから大丈夫です!)

 

 

自分の世界におきる問題を超えて、新しい世界を創れる能力を、私たちは誰もがもっています。自分がそれを行使するかをどうか決める権利もまた持っています。

そして一つづつ体験して進んでいくにつれて、「自分の世界」と思う範囲が広がり、そして新しいものを創造できる範囲も広がっていきます。

だから逆に、悪役というか憎まれ役が現れて、気分が悪くなって相手のことを悪く思わずにはいられない時は、まだ自分のなかでは前に進めない、というか自分の変化の時期がきてないということ。

 

焦らずにそして確実に、「自分の世界」に問題が現れた時は、新しい局面を創造し続けていこう、と思うのです。