あるヒーラーさんとお話をしていたときのことです。
そのなかで「こういうのが観えるんだよね」と
描いた絵を送ってくださいました。
それが右の絵です。
その時、わたしは周りの青紫の世界に吸い寄せられるように見入って、その閉じた目に底知れぬ恐怖がわいてきました。
言葉で言うことは何もないということで、その日は終わりました。
私は自分のなかで何かを観ることを怖がっている、それだけはわかったので、折にふれてそれを観ては、ぼんやり波動を浴びるといった風に、とにかく慣れていこうと決めました。
しばらく時が流れ、再びその方とお話をする機会がありました。
「やっぱり、以前私が描いたあの絵が観えるんだよね」と言われ、話を終えた後、久しぶりにその絵を観ました。
青紫の世界にはすっかり馴染みというか慣れ親しんだ感があったのですが、この日初めて、中心から放たれている赤から黄色のエネルギーに目が留まりました。
ずっと目が離れません。。
今までも描かれていたのに、青紫の世界に吸い寄せられていて、そちらまで目が向いていなかったんだわと思いながら。
ずっと見ているうちに、胸がドキドキ痛くなってきました。
そして突然、あたたかい涙が溢れだしました。。
『死と再生』
私はずっと、それを繰り返してきた
絶望と死の先の再生
それをずっと繰り返してきた
その全てが私
今までも
これからも
そして決して終わりはない
いつの間にか眠っていました。
翌日、久し振りに生命力に満ちた目覚めの朝を迎えました。
私の中心に赤と黄色で描かれたあのエネルギーが在る
そして青紫のあのエネルギーも私のなかに在る
そう、それがわたし
わたしはここに在る
ああ、あの絵はわたしに描いてくれたんだな
はじめてわかったのでした。
この先、この絵はいらないと思う自分になるのかはわかりません。
けれども、すくなくとも今までのわたしの旅をわたし自身にわかるように、鏡のように映し出してくれた一枚の絵だったのです。
この絵に何を見出すのかは観るわたしの側が決めることです。
観ないのも、何か意味づけするのもわたしの自由。
だけれど、この方の描く絵は、わたしの魂を目覚めさせる働きかけをしてくれました。
そして深い学びと癒しをもたらしてくれました。
改めてお礼をお伝えし、この体験をシェアし絵を公開したいことについて、その方に聞いたところ、あの絵は既にわたしのものだからどう使っても自由と仰られました。
わたしは、ここで自分の体験をシェアしましたが、もしご自分の絵を描いて欲しいと思う方がいらっしゃったら、どうぞこちらまでご連絡ください。
ご本人さまにお取り次ぎいたします。